司書のおすすめをご紹介します。ぜひ手に取ってみてください。
掲載内容は令和3年2月時点のものです。現在閉館中のため、貸出はできません。
※ このページは閉館前最後の更新です。担当:白奈文香
旅先で出会った人々のことを淡々と記した随筆集です。著者は各地を旅しながら、出会った人の名前と、交わした言葉を手帳に書き留め続けていました。
読み終えたあとも、著者の言葉が心に残ります。とくに後半の「名前のない人」という章が好きです。(白奈)
地名も地図にも載っていない街を著者が実際に歩き、記録した本です。公式の記録には存在しないはずの場所が、実際に人の暮らしを持って存在している、という内容で、読み始めると不思議と引き込まれます。
当館に寄贈された一冊で、奈瀬家文庫に含まれていた資料です。著者や出版社の詳細は確認中です。(白奈)
「物語は最後のページを読むまでわからない」という、当たり前のことを改めて感じさせてくれる短編集です。どの話も結末が予想外で、読んだあとにもう一度最初から読みたくなります。
短編ですので、お時間のないときにもおすすめです。(白奈)
ある図書館の書庫に住み着いた少年の話です。その少年は誰にも気づかれないまま何年も書庫で暮らし、閉館後の夜に本を読み続けていた、という設定です。
不思議な読み心地の小説で、読んでいると書庫の中にいるような感覚になります。当館の3階書架にございます。(白奈)※ 現在3階書架は閉鎖中のため、閲覧できません
書かれなかったことについての随筆集です。著者は、あるページの余白に何かが書かれるはずだったことに気づき、その「書かれなかった言葉」を探して各地を旅します。
何かが失われることと、何かが残ることについて、読みながらずっと考えていました。この本を読んだ後、図書館の蔵書を少し違う目で見るようになりました。(白奈)令和3年2月 これが最後のおすすめになるかもしれません。